清澄麦酒

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おいしさの評価について 私の基準

第一段階

味を感じる人間の感覚は単品の味を覚えると、それらの足し算で判別できるようになる部分があります。絵の具単品の色を覚えると「赤と青を2:3で混ぜた色」って感じで混合比を言い当てられるようなもんです。ドレミファソラシドの絶対音感を身につけた状態です。毎日やっていると食塩濃度は0.3%で上白糖が8%グラニュー糖が10%とか言い当てられるようになります。でも、ここはまだ第一段階です。

 

次の段階

食いものの美味しさの評価は違う色の絵の具を使って描かれた絵の評価みたいなもんです。しばらくやっていると違う音を組み合わせて作曲ができるようになります。作る人のセンスが問われてくる段階です。味、香り、食感などの感覚も大切だけど半分くらいは視覚の影響も受けています。愚かな私はおいしそうな見た目には簡単にだまされてしまいます。

 

最終段階

オッサンになってくると味覚が鈍ってくるので「濃い味 = 美味しい」というゆるぎない味の判断基準が完成します。